正しさとは

埼玉県蕨市でお菓子教室と販売をしているパティスリーミチのMichiこと、谷田部道子です。

 

お菓子作りの中で、

「自分の好きな方を選択したら良いんですよー」

ということを、時々私は言います。

様々な作り方、考え方がお菓子作りにはあります。

例えば、マドレーヌの型。

色んな価格のものがあります。

それぞれの特徴をお話した上で、

高い型を買うか、安い型を買うかは、ご自身の好きな方で良いとお伝えしてます。

型選びに、「正しさ」がない場合が多くあります。

それとは別の、お菓子の正しさとは。

マドレーヌとは

ウイークエンドシトロンとは

という部分を、お菓子教室ではしっかりとお伝えしています。

そこにこだわる私は、フランスの伝統菓子に敬意を表したいという想いは強くあります。

伝統を語り継いで行きたい想い。

マドレーヌ型で焼けばマドレーヌになるわけじゃないです。

溶かしバターで作り、しっかり寝かせてから焼いて、おへそがぷっくり出てるものが正しいマドレーヌ。

パウンドケーキの作り方・配合で、レモンの味を付ければ、ウイークエンドシトロンになるわけじゃないです。

伝統的な配合があって、見た目をこのスタイルにするからこそのウイークエンドシトロン。

今は、たーーーくさんのアレンジレシピが出回っていて、プロじゃなくても素人でもレシピを出すことが出来て、その溢れる情報の中から、「正しい」情報を見つけるのは、本当に困難だと思います。

 

お菓子は美味しければ良いし

お菓子作りは楽しければ良い

と思います。

 

でも、お菓子の作り手として、お菓子を教える側としては、本当のこと、正しいこと、もお伝えするのが使命だと思っているし、美味しいものを生み出してくれた先人への感謝も気持ちも忘れたくはないのです。

 

固いこと言ってますが、

結局、伝統菓子として長く伝わっているものこそが、本当に美味しいと思ったりもするのです。

 

新しい作り方・考え方も素敵だけど、

シンプルな昔ながらのマドレーヌ、ウィークエンドシトロンを、生徒さんが毎年毎年、

「今まで食べた中で一番美味しい!!」

というお声を下さることが、その証明じゃないかなと思うのです。

今年もたくさんの喜びの声を聞けて、毎日楽しいレッスンをありがとうございます。

6月のBasicコースは全て終了しました。また7月も、楽しみにお待ちしていますね^^

 

 

7/17(水)生徒様限定 ・ 8/21(水)生徒様以外もOK(残席1)

先生が作るお菓子をモリモリ食べる会

 

パティスリーミチお菓子教室は毎月20~25クラス開講、100名近くの生徒さまにお越し頂いています。
現在満席です。

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