オーブンは途中で開けちゃいけないんですよね?

こんにちは。

埼玉県蕨市でお菓子教室と販売をしているパティスリーミチのMichiこと、谷田部道子です。

 

「オーブンは途中で開けちゃいけないんですよね?」

これは、よく生徒さんから受ける質問です。

結論から言うと、私は必ず一度は開けて、天板の前後の入れ替えをします。

開けるなら手早くとは思ってますが、開けちゃダメとは思ってないし、生徒さんにも言いません。

 

今まで複数の先生(パティシエの先生)にお菓子を教わってきましたが、「開けちゃダメ」と、私は言われてことはなく、全ての先生は途中で一度開けて(天板の入れ替えする。)いたので、開けなくてムラなく上手く焼けるのかが、私には正直判りません。

一度開けて天板を入れ替える理由は、焼きムラを防ぐためです。

オーブンの庫内は、どうしても温度の高い場所と低い場所があります。

天板を一度は、前後・上下、入れ替えないと「良く焼けてる部分」と「焼けてない部分」が出来てしまいます。

私は今まで、8台のオーブンを使ってきましたが、焼きムラなく、全体が均一に焼けるオーブンに出会ったことがありません。

 

ただし、開けてはいけない時間はあって、オーブンの開け閉めするタイミングは気を付けています。

スポンジやパウンドケーキ、シュー生地など、膨らませるお菓子は、膨らみ切るまではオーブンは開けない方がいいです。

だいたい私は、1/3ルールとしていて、トータルの焼き時間の残り1/3で天板の前後上下を入れ替えます。

 

15分焼く場合は残り5分で

25分焼く場合は残り9分で

45分焼く場合は残り15分で

 

その上で、シュー生地を焼く時は出来るだけ後半に天板返しをします。

シュー生地は、オーブンを開けて冷気が入ると潰れてしまうことがあります。

うちでは35分焼いているので、残り12分が通常のルールですが、残り10分~8分くらいで返すようにしてます。

 

もー、この話を話し出すとめっちゃくどくなってしまうのですが、ご興味あればお付き合い下さい。(すみません。)

 

で、開けちゃいけないという情報が色んなところで言われる理由は、

家庭用の電気オーブンは一度扉を開けると、急激に温度が下がってしまうからという理由です。

(温度が下がると膨らみが悪くなる。)

確かにそれはそうなのですが、だからと言って、一度も開けないと焼きムラ(均一に焼けない)が必ず出来てしまうので、私は一度は開けます。

 

まとめ!

・天板の入れ替えでオーブンを開ける時は短時間。

・焼き時間の残り1/3以下にして、ケーキが膨らみきるまでは基本的には開けない。

です。

 

あくまで、私の考えです。

参考になりましたら幸いです^^

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