「一通りちゃんと、お菓子作りを習ってみたかったんです。」

 

というお言葉を、ご入会下さる生徒様からよく頂きます。

 

わかります、わかります。

 

私自身も、子供のころからお菓子作りはしていて、ある程度は作れると思いながら大人になりましたが、

ちゃんと一度習いたい」

を思い、某クッキングスクールに入会しました。

そして、雇われ講師として3年働きましたが、それでもまだ自分は学びが足りないと感じ、フランス人シェフのスクールで3年、フランス菓子をみっちりと学びました。

 

お菓子作りを「一通り習う」ってどういうこと??

 

ところで

 

ちゃんと習う

一通り習う

 

って、どういうことでしょうか???

 

これは私の経験からの持論ですが、

 

お菓子作りの基本は、「フランス菓子」だと私は思っているので、フランス菓子が一通り作れるようになること

 

フランス菓子はいくつかのカテゴリーがあって、どんなカテゴリーがあるのか知り、だいたいのカテゴリーのお菓子が作れるようになること

 

それが、

「一通り習う」

 

という事ではないかと私は考えています。

 

パティスリーミチは熱心な生徒様が多いので、専門学校も検討するくらい、お菓子作りをちゃんと学びたいと思っていたという方が多くいらっしゃいます。

でも、お仕事があったり、ご家庭があったり、様々な理由(時間や、費用)で専門学校までは行けないけれど、

「ミチ先生のところなら、一通り・ちゃんと学べると思い、入会しました。」

というお声も多く頂きます。

 

ありがとうございます!!!

 

私自身もそう思いながら、趣味でお菓子作りをしていた期間が長いので、みなさまのそのお気持ちはよく判りますし、そんな方のお役に立てるようにとの想いで、お菓子教室のカリキュラムを構成しています^^

 

フランス菓子のカテゴリー(分類)

フランス菓子は、大まかに以下の8つの生地のお菓子に分類されます。

1.スポンジケーキとデコレーション
2.バターケーキ
3.サブレなどの小さな焼き菓子
4.卵白菓子
5.タルト
6.シュー菓子
7.パイ菓子
8.冷たいデザート、ムースなど

パティスリーミチのBasicコース(全12回)は、なんとこの8つのカテゴリーが全て習えるように構成されているんですよ!(とてもお得だと思います^ ^)

お菓子の種類は、無限にあるようなものですが、基本となる作り方が無限にあるわけではないんですよね。

パティスリーミチでは基本となる8つの生地の作り方を、最初に受講いただくコースで出し惜しみなくわかりやすくお伝えしています。

 

 

クリームのカテゴリー(分類)

 

そして更に、フランス菓子は4つクリームが基本です。

 

①生クリーム

②カスタードクリーム

③チョコレートクリーム

④バタークリーム

 

8つの生地と、4つのクリームを合わせて、様々なお菓子が出来ていきます。

イメージ出来ましたか?

 

基本を覚えて、あとはそれをアレンジさせて行くだけです!

アレンジを学ぶと、また基本もしっかり身に付きます^^

 

私はあまり他の国のお菓子に詳しくはないですが、、、イタリアのお菓子、アメリカのお菓子、台湾のお菓子、も、フランス菓子の基本が判っていれば作れるお菓子だと認識しています。

 

パティスリーミチでは、Basicコースで、8つのカテゴリーを理解し、定番のお菓子を作ります。

Basic2,3,Freeクラスでは、定番のお菓子のアレンジ版を作るというイメージです。

 

例えば

1.スポンジケーキとデコレーション①生クリーム

→苺のデコレーションケーキ

(パティスリーミチBasicコースメニュー)

4.卵白菓子③チョコレートクリーム

→マカロン

(パティスリーミチBasicコースメニュー)

3.サブレなどの小さな焼き菓子④バタークリーム

→レーズンサンド

(パティスリーミチBasic2コースメニュー)

3.サブレなどの小さな焼き菓子

サブレの作り方を1つ学べば、もう種類は無限に広がります!

(パティスリーミチのクッキー缶レッスンは、9種類のレシピをお教えします。)

 

Freeクラスは毎月エンドレスにメニューが変わっていきますが、この8つのカテゴリーのお菓子がまんべんなく出てくるように年間のメニューを考えています。

パティスリーミチは、3年、5年、7年、と長く通って下さる生徒様が本当に多いのですが、みなさん飽きることなく通って下さるのは、基本的な内容で作りやすく、それでいて、様々なアレンジを楽しんで下さっているからです。

 

 

「難しいお菓子」が作れるようにならないといけない??

 

また質問です。

 

難しいお菓子ってなんでしょうか???

 

私は、みなさんの思ってる、難しいお菓子というのは、工程の多いお菓子のことだと思います。

でも、難しいと思うお菓子も、基本の8つの生地、4つのクリームを複数組み合わせて出来たお菓子です。

 

余談ですが、私が一番難しいと思ってるお菓子は、生クリームのデコレーションケーキですよ。

(どこのお菓子教室でも最初の方に習うメニューですよね?)

例えば

憧れのお菓子と生徒さんが言う「オペラ」は

4.卵白菓子③チョコレートクリーム④バタークリーム

で出来ています。

ん?工程が増えただけです。難しくなさそうじゃないですか?(笑)

 

工程を多く組み合わせたものが「難しいお菓子」と表現されますが、1つ1つは難しくないんですよ。

(生クリームのデコレーションの方が難しい(笑))

 

ただ工程が増えると、材料の計量が増える、洗い物が増える、時間がかかる、、、、

等々の理由で、お家では作るのが大変、腰が重い、というところだと思います。

 

だったら、作らなくてもいいと思います(笑)

 

難しいお菓子(=工程の多いお菓子)が作れることがお菓子作りが上手な人とは限らないし、これを望んでる人が少ないことを、私は15年以上お菓子教室を続けて、300名以上の生徒様を見てきて、知っています。

 

「パティスリーミチのおススメの通い方」

にも書いています通り、

 

難易度の高いお菓子が作れることより、

いつでも食べたい、作りやすいお菓子を、失敗なくいつも美味しく作れる

それこそが、「お菓子作りが上手な人」なのだと私は思っています。

 

みなさんが目指しているのは、ここ↑↑ではないですか???

 

本当にみなさんのお役に立つために

 

上に書いた、フランス菓子のカテゴリーは、パティスリーミチ流です。

実際には、もう少し多くの種類があります。

 

でも、長年、フランス菓子を勉強する中で、これは家では非常に作りずらい、と思うカテゴリーはありましたし、これは日本人好みではない(甘すぎる・硬すぎる)というものはありました。

 

そいういったものは省いて、生徒さんがお家でも楽しんで作れて、いつでも食べたくなるお菓子を、お菓子教室のメニューに取り入れています。

ちょっと、良いとこどりをしています^^

 

パティスリーミチに通って頂くと、専門学校に通わなくても、基本的なフランス菓子をほぼ網羅して学ぶことが出来て、それは様々なお菓子に応用が出来る内容です。

 

私が趣味でお菓子作りをしていた頃よりも、材料も道具もインターネットで簡単に買えるようになり、困ったらすぐに調べられる世の中になりました。

でも逆に、情報が溢れすぎて、どの情報を選んだら良いのか判らないというお悩みを生徒様からよくお聞きします。

 

私は、王道のフランス菓子作りの基本は、変わることがないものだと思っています。

 

私は、シェフから教わった、ずっと昔からの基本の作り方を、語り継いでいきたいと思っています。

もちろん、自分なりの、家庭でのやりやすいやり方や工夫などはありますが、「基本の作り方」「基本の考え方」は、この先も変わることはないと思います。

「基本」を身につけて、お菓子作りの知識に自信を持って、いつでも不安なく失敗なく、みなさまにご自宅でのお菓子作りを楽しんで頂きたいと思います。

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