お菓子作りのこだわりは、自分の腕

こんにちは。
埼玉県蕨市でお菓子教室と販売をしているパティスリーミチのMichiです。

 

以前買った雑誌に、ものすごく感動する事が書いてありました。

 

有名パティシエの言葉。

「おいしいお菓子は、菓子屋の仕事が作る。」

「何か特別な材料を使ったわけではなく、普通の粉と普通の卵で、自分の腕で美味しいものを作る。」

 

私なんて、まだまだ修行中の身で、この言葉に共感した・・・なんて恐れ多いけれど、

本当に、そう思うし、そういうことを、私は目指しています。

 

いくら良いバターを使っても、扱い方や作り方が間違っていたら、どうしようもないです。

 

手に入る材料で、丁寧に、守るべき事はきちんと守って作る・・・

「自分の腕」が、美味しいお菓子を作るのだと思います。

 

同じ環境で作っても人によって仕上がりが違うことがあったり
同じお菓子を作っても日によって仕上がりが違ったり

 

ありますよね。

 

お菓子の失敗って、気候の変化をすごく受けると私は思っています。
家庭で作るから特に。

 

いつも安定した美味しいお菓子を作るってことは、その気候の変化を敏感に感じ取って、それに合わせてお菓子作りをするということだと思います。

 

ガレットブルトンヌのレッスンの時に、今は寒いから、バターが固くならないようにはこうやって扱いましょう、夏だったら、溶けないように気をつけましょう、という話をします。

おおっと、またくどくなってきました。

 

良い材料を使う事も大切だけれど、自分の腕を磨くこと。
そっちの方が優先です。

 

ちょっとした力加減、混ぜ具合、ちょっとしたことの積み重ねで、作り手によって味が変わるのだと思います。

 

私のお菓子教室のコンセプトは
「シンプルなお菓子をもっと美味しく・美しく」

卵、バター、砂糖、小麦粉で作る、シンプルなマドレーヌを、とびきり美味しくて売り物みたいにキレイに作る事を目指しています。

 

自分の学んだ、自分の見つけた、ちょっとしたコツ、、、

 

お菓子教室では、それを生徒さまにお伝えしています。

私もまだまだ、ずっと勉強を続けて、たくさんのことを生徒さまにお伝えしていけるよう、頑張りたいと思います。