溶けない粉糖とは?
こんにちは。
埼玉県蕨市でお菓子教室と販売をしているパティスリーミチのMichiこと、谷田部道子です。
クッキーシューレッスンでは、仕上げに粉糖をふるいます。
お菓子教室で粉糖を使う際、
「先生、それは
溶けない粉糖ですか?
溶ける粉糖ですか?」
と、質問されることがここ数年、激増してます。
溶けない粉糖は、そんなに使わないし、そんなに簡単に手に入るものでもなかったんですが、
最近100円均一ショップにも売ってるようで!
すごくメジャーになってるようです。
それ故、使い分けに迷う・・・という方が増えているようですね!
知らなかった!!
溶けない粉糖は、飾り用の粉糖です。
素材として、クッキーなどに使うということは出来ません。
通常の粉糖(溶ける粉糖)だと、時間が経つとこの粉糖は溶けてなくなってしまいますが、溶けない粉糖は、ずっと持続します。
溶けない粉糖は以下の商品名でも売っています。
・泣かない粉糖
・トッピング粉糖
・プードルデコール
溶けない粉糖はどんなものかというと、
これ見えますかー?
水に、溶けない粉糖を入れると、こんな感じで粉糖は水をはじきます。
水の上に浮かんでます。
溶けないように加工されてるお砂糖ですので、こうなります。
なので、シュークリームなどにふるっても、溶けてきません。
溶けない粉糖でクッキーを作れないのか??問題ですが、
作れません!!!
20年前に、とっくに私がやってます!!!(笑)
クッキーを作りたいのに、通常の粉糖を切らしていて、これ使えるかなーと使ってみたら、
溶けない粉糖は、溶けないので、生地自体がまとまらず、必死にまとめて焼きましたが、カチカチでした★★
食べれることは食べれましたが、全然、美味しい仕上がりにはなりませんでしたよー
やらないで下さいねー--
(みなさんに、これ出来ないよーやめて下さいねー
ということ全ては、とっくに私が失敗済みです。)
お家のおやつ用でお菓子を作りをするなら、溶けない粉糖は買わなくていいと思います!
粉糖ふるって、すぐ食べてしまえばいいのですからね^^
私がお菓子教室の先生になった20年前よりも、今の方がずっとお菓子作りの材料が手軽に手に入るようになって、自宅でのお菓子作りが楽しめるようになりました。
でも、材料が豊富にあり過ぎて、選べなくて迷ってしまって、間違った使い方をしてしまって、それだけでお菓子作りが楽しめなかったりしたら、悲しすぎます。
溶ける粉糖は、素材として使う
溶けない粉糖は、飾り用としてのみ使う
ぜひ覚えておいて下さい。
参考になりましたら幸いです^^
6/25(土)工房でお菓子の販売があります!ぜひお立ち寄り下さい^^
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